こんにちは、土気オフィスのAです。
佐倉市より「T様邸」の現場レポートをお送りいたします。
本日は第3回目です。SUDOの現場の様子を少しでもお伝えできればと思います。
ぜひお付き合いください。
さて、前回は上棟からの現場の様子をお伝えしました。
今回もその後の様子をお伝えします。
まずは外観から。
サッシが付きました。黒い枠のサッシです。外側アルミ、室内側樹脂となっている複合サッシ遮熱Low-Eペアガラスを使用しています。
色々な形のサッシが入っています。たて滑り出し窓、横滑り出し窓、FIXなど並んでいます。
玄関ドアも入りました。(閉じた写真が無くてすみません💦)
これで泥棒の心配はありません!一安心!ちゃんと工事用の鍵が使えます。
大事な資材や、機械類がありますので施錠管理はしっかりと行います。
白いシートは透湿防水シートです。外部からの水は通さず、内部からの湿気は通す性質をもつシートです。湿気を屋外に排出し、壁内の結露を抑える効果があります。
サッシの下からベロンと出ている黒いものは…?
これは水切りシートです。サッシ周りからの漏水を防ぎます。
透湿防水シートの内部へ水が浸入しないよう取り合いに気を付けます。雨仕舞に注意が必要な箇所に使用する大事なシートです。
それでは内部へ。
サッシが入り内部は快適です。
天井は断熱材と防湿フィルムが貼られています。断熱材は高性能グラスウールを使用しています。写真は2階の天井部分ですので、210㎜厚の断熱材です。SUDOでは屋根断熱の為、2階の居室や下屋の部分を勾配天井とすることが多いです。天井が斜めになっているのがわかりますでしょうか?0.5寸勾配ですので少し分かりづらいかもしれませんね。
バルコニーに面した窓です。
大きな窓で室内も明るそうです。左側はFIXです。
広いバルコニー。防水処理が終わっています。立上り部分も適切に処理されています。
少し色が変わって見えるのは雨漏りではありません。これは防腐・防蟻処理をしたためです。防腐とは木材に腐朽菌や虫がつくのを防ぐことで、防蟻とはシロアリを防ぐことです。基礎天端から1mの木部に施します。シロアリはとっても怖いですで、この処理は欠かせません。
柱は国産杉の集成材です。もちろんF☆☆☆☆です。これはホルムアルデヒド放散量の指標で、発散レベルの最も低い製品に表示することができる最高ランクの等級がF☆☆☆☆です。この材料だと建築基準法の規制を受けずに使用することができます。
床の構造用合板もF☆☆☆☆です。
グラスウールもF☆☆☆☆です。(写真は床用の80㎜)
床合板等貫通部には発砲ウレタンを充填します。
基礎からぴょこぴょこ出ていたホールダウンです。柱と基礎を固定します。こちらにも発砲ウレタンを充填します。大工さんは少しの隙間も見逃しません!断熱性には非常に重要な事です。
SUDOは高気密・高断熱住宅です。細かい部分も丁寧に施工していきます。
現在もSUDOの担当者とT様との打合わせは続いています。細かな仕様を決定していき、内装工事に進むためです。注文住宅ですので決めなければいけないことは沢山ありますが、たくさん悩んで決めた分、きっと素敵な家になります。T様邸も素敵なお家になりそうですね!
それでは次回もどうぞお楽しみに!!