皆さまこんにちは!Yです。
手加減なしの暑さが続きますね(・・;)
梅雨があることで「長い雨が明けたら夏が来る」と、猛暑に向けて心の準備が出来ていたような気がします。
令和になったあたりからは、「あれ梅雨だったんだ」みたいな感じであっさり梅雨明け宣言…
まるで四季という概念を平成に置いてきてしまったようです。
お家のことに話を戻します。
国は、2050年カーボンニュートラルに向けた段階的な施策の一つとしてUa値の基準値が掲げています。
この基準値より数値が小さいと(段階的な)目標達成ということになります。
しかし、いざ「この家のUa値は〇〇です」と説明を受けても、暖かさのイメージはいまいちピンとこない方もいらっしゃるのではないかと思います。
猛暑と聞くと、体調面のほか、光熱費が家計の負担になることも心配になりますよね。
ですのでSUDOホームではプレゼンの段階で、Ua値とともに実際の光熱費はこのくらいになりますよという資料をご提示させて頂いています。
↑こちらは弊社標準仕様で建築されたお客様にご提示した資料です。(計算ソフト提供元:新住協)
※現在のバージョンでは2010年→2020年の気象データへ変更したより実際に近い数値が出ます※
~ 標準仕様の補足~
床:住宅用グラスウール32㎏ 80mm
壁:高性能グラスウール16㎏ 105mm
サッシ:YKK APW330 / LIXIL TW
屋根:吹込みグラスウール22㎏ 210mm
暖房温度:18℃
冷房温度:27℃
この住宅の規模は延床面積140㎡程度の二階建て住宅です。
…実はこのUa値、同じ数字でも冷暖房費が変わるのをご存知ですか?
気になるかたはぜひ下記ホームページをご覧になって下さい^^
▽新住協 Ua値の小さな住宅が、必ずしも省エネ住宅ではない
今回はそんな断熱に関する工事のようすをお届けします。
前置きが長くなってしまいました(笑)
第三回、木工事・断熱編スタートです!
早速ですがプレカット図をお見せします。(※過去のモデルハウスの図面です)
こういう資料が20枚程作成され、名前の通り(プレ)前もって工場で(カット)切り出して納品されます。
昔は大工さんが1~3日かけて、接合部の仕口・継手をすべて手加工して上棟に臨んでいたようですよ。
初めて話しを聞いた時は感動しました。
吹抜け無しの二階建ての構造材は体積にして約12㎥になるので、身近なもの(?)で言えば上野動物園のゾウ2体分ほどの大きさです。
あくまでも切り出した材が12㎥ということで、実際に加工を加えた木材はとんでもない量なのがわかりますね…
そんな大量の木材たちも大工さんたちの見事な連携プレーにより、1日で屋根までの構造体が組みあがります。
(?_?)< 垂木のせいが小さいのでは
そう思った方、鋭いですね。
実は屋根が二重構造になっているのです!
写真だとわかりにくいので図面を載せてみます。(※過去のモデルハウスの図面です)
上棟して約2週間くらいで現地にて電気工事の最終打合せをしていただきます。
天井の中身はこのようになっていて、通常は配線と配管が入っています。
今回の物件は「ダクト式」の第三種換気をご採用されていたので、その本体と点検口用の開口の写真をとってみました。
配線工事も完了したところで、お次は断熱工事です。
SUDOホーム東関東支店ではグラスウールを採用しています。
専属大工さんに施工していただいているので品質がぶれることはありません<(_ _)>
柱の間にみっちり詰まっているのがわかります!
この後、グラスウールの隙間を調整しながら気密シートにて気密工事を行っていきます。
お次は、フローリング張りの様子です。
無垢のフローリングは既製品と異なり、一枚一枚木目の表情が異なります。
時には節や、この木目は雰囲気にそぐわないな… っていう材料も混じっています。
それらは目に付きにくい場所、例えば収納の内部や造作家具の下に来るように大工さんの判断で振り分けをしてくださっています。
箱から出したまま張れば楽なのに…(;゚Д゚)
わざわざ前もって話すまでもない些細なことですが、だからこそこの場をお借りしてSUDOホームをご検討中の皆さまに知ってほしい!と思いました。
細やかな気遣いがたくさん隠れているんです。
こちらは「ゼロカイからのいえ」のキーワードになる写真です。
実は施工するだけで手間がかかる箇所なのに、気密に対して貪欲に施工して下さっています!
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もっとお見せしたい写真があったので残念ですが、話し始めると読む気を喪失させるほどの長文になりそうなので強制終了とします。。。
次回は外装工事編をお伝えいたします。
お楽しみに(^.^)/~~~