こんにちは、土気オフィスのAです。
佐倉市より「T様邸」の現場レポートをお送りいたします。
本日は第4回目です。SUDOの現場の様子を少しでもお伝えできればと思います。
ぜひお付き合いください。
9月に入り、涼しいと感じる日も出てきました。もう暑い日はないよな~と油断していたら
急に「暑いっっ」となる日があったり…台風が次々発生して関東大丈夫かなとドキドキしたり、
安定しない天候に疲れが出る今日この頃です。
夏の疲れが蓄積した「秋バテ」なるものも最近話題ですが、体調管理には十分注意が必要な時期ですね。
皆さんもどうぞお気をつけて…
さて、話が脱線してしまいましたが、T様邸の現在です。
職人さんたちは夏も秋もバテてる暇はありません。着々と工事が進んでいます。
まずは内装から。
前回は…
断熱材を入れて防湿フィルムが貼られていましたが、
その上に下地材の石膏ボードが貼られました。
石膏ボードとは石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な紙で包んだ建築材料です。
特徴としては断熱、遮音性に優れ、耐火性もあります。
石膏には約20%の結晶水が安定した形で含まれています。これはボード1枚当たり、約3kgの水を含んでいる計算になるそうです。
通常の状態ではこの結晶水が発散することはありませんが、家事などで火熱に接すると熱分解を起こし、蒸発を始めます。
結晶水がすべて熱分解して水蒸気となり、放出されるまで石膏の温度は、一定温度以上に上昇しません。
このような特徴から防火材料として認められています。
施工性も良く、家をつくるには必須の材料です。
ビフォーアフター。
合板の上にも…
石膏ボードを貼ります。
寝室にはニッチがあるようです。
最終的にどのようなニッチに出来上がるか楽しみですね。
今は大工さん必須のラジオを置かせてもらっているようです。
まだまだ暑い日でしたので、扇風機がまわっていました。
各階1台ずつでなんとか暑さをしのいでいるようです。
ここで、「おやっ」っとなった方は鋭いですね。
何だかカラフルな壁になっている…
もちろんデザインでこうなっているわけではありません。
なぜ色が違うかというと、グレーのボードは耐力壁用の石膏ボードを使用しているからです。
構造耐力上必要な箇所に配置しています。
よく見るとビスの数がすごいですね。
面材としての強度を保つため、ビスの種類や打ち付け間隔がそれぞれ細かく設定されています。
壁と天井でも決まりが違います。外周部と中央でも違いますので、決まりに合わせて施工していきます。
壁や天井を先にお伝えしましたが、床はすでに貼られています。
ちょっとだけですが、撮ることができました。
1階
2階
各階で種類が違うようですね。
今はまだ粉っぽいですが、最後には塗装をしますのでまた違った雰囲気になると思います。
大事な床を傷つけないよう養生ボードで隙間なく保護します。
大工さんが壁をすべて貼り終わってしまう前に電気配線や給水・排水関係の工事も進めておかなくてはなりません。
現場監督が、現場の進捗状況に合わせて段取りしていきます。
今回は内部を中心にお伝えしました。
次回は外部もお伝えできればと思います。
それでは次回もお楽しみに!!!