こんにちは。
前回に引き続き、構造部分、完成時には見えなくなる部分を
お届けいたします。
外壁の下地状況です。
構造体の柱→構造用合板(ダイライト)→透湿防水シート→通気胴縁
な状態です。通気胴縁を一定の間隔で施工していきます。
構造体と仕上げの外壁材との間に湿気や熱を逃がすための通気層をつくります。
前回、屋根の部分にもありました。
この外壁側の通気層と屋根の通気層はつながっていきます。
こうすることによって、木造住宅にとって大敵となる湿気や熱から構造体を
守ります。
外壁板張り面は、通気胴縁+横胴縁としています。
板を縦に使って張る為です。
下地に軽量モルタルを塗っていきます。
構造体の柱→構造用合板(ダイライト)→透湿防水シート→通気胴縁→通気ラス網→軽量モルタル下塗り→軽量モルタル上塗り→ジュラクペンアート塗り仕上げと進めていきます。
こちらの写真は下塗りなので少し荒目に施工し、十分に乾燥させます。
次に上塗りをしていきます。
上塗りと同時にネットを入れていきます。
このネットはクラック(ひび割れ)を防ぐ大事な役割を持っています。
上塗りも十分に乾燥させた後に仕上げ材を塗っていきます。
モルタルを乾燥させている間に板張りを進めていきます。
無垢板の為サイズに多少クセがある場合があります。
そういったところも1枚づつチェックして確実に施工していきます。
板張りが進み外装が仕上がってきました。
最後は木材用の撥水剤を塗装して完成です。
施工直後は白く見えますが、乾燥すると透明になります。
木を守るだけでなく、汚れの防止にも役立っています。
外装も仕上がり建物完成までもう少しのところまで来ました。
今回はここまでになります。
この続きはまた次回にて。お楽しみに〜